駄文の杜

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奇跡の価値は

※以下、フィクションで、実際の組織、人物、事案とは毛ほどの関係もありません。

委員 「住民票コードが重複していたとは、予定外だな」
委員 「まして、個人番号が重複するとは」
委員 「もしカードが発行されていれば、制度自体の信頼が失われるところだよ」
碇 「委員会への報告は誤報。個人番号重複の事実はありませんが」
キール 「では碇、個人番号の重複の事実はないというのだな」
碇 「ハイ」
委員 「気を付けて喋りたまえ、碇君。この席での偽証は辞任に値するぞ」
碇 「私のパソコンのキーロガーを調べていただいても構いません」
委員 「笑わせるな。事実の隠ぺいは君の十八番ではないか」
キール 「まぁいい。今回の君の罪と責任は言及しない。」
キール 「だが、君が新たなシナリオを作る必要はない」
碇 「判っています。全てはシナリオ通りに」

アイキャッチ
「奇跡の価値は-She said, "Don't make others suffer for my number"」

冬月 「予定外の番号の重複。この事実を知った人類補完委員会による突き上げか。文句を言うだけが仕事の五月蠅い奴らだからな。全く。くだらん連中だ」
碇  「切り札たるモノは、全てこちらが擁している。彼らは何もできんよ」
冬月 「だからといって焦らすこともあるまい」
碇  「支障はない。全て我々のシナリオ通りだ。問題ない」
冬月 「謎のシステム障害によるカード交付の遅れはどうなんだ?俺のシナリオにはないぞ、あれは」
碇  「支障はない。正常化の目途は立っていないが、完成したマイナンバーカードは完璧に機能している」
冬月 (カードにこだわり過ぎだな…)

碇  「国民の金融資産の紐付けも計画どおりだ。2パーセントも遅れていない」
冬月 「では、軽減税率還付と個人購買データのビッグデータへの取り込みは」
碇  「予定通りだ。作業はスーパーコンピューターが行っている。やはり2位じゃダメだよ。2位じゃ」

●元ネタ
『EVANGELION ORIGINAL〈2〉』1996/10

●参考報道

引用
http://mainichi.jp/articles/20160306/k00/00e/040/102000c

障害頻発 カード交付遅れ 運用2カ月

カードの交付数が申請数の約1割にとどまるのは、情報システム機構のシステム障害の影響が大きい。障害の発生は機構が発表しただけでも1月以降7回。パスワードの設定など、交付のために必要な自治体側の作業ができず、住民への交付作業は遅れがちだ。障害がない日でも、「システムの画面が重く、よく固まる」(東京23区の担当者)との苦情は多い。


引用
http://www.asahi.com/articles/ASJ335SRTJ33ULFA022.html

マイナンバーカード受け取れない 謎のシステム障害頻発

1月から動き始めたマイナンバー(社会保障・税番号)のシステムで不具合が続き、市区町村の窓口でマイナンバーカード(個人番号カード)が受け取れない事例が全国で相次いでいる。システムを運営する総務省の外郭団体「地方公共団体情報システム機構」によると、不具合の原因は分かっておらず、正常化のめども立っていない。
 カードはインターネットや郵送で申請し、市区町村の窓口で受け取る仕組み。ところが千葉市では、受け取りに来た申請者が窓口で今後使う暗証番号を登録する際、システムの作動が止まり、登録できない状態になってしまうことがある。
…職員は「いつシステムが動くかわかりません」と対応に追われた。職員の残業も増えており、担当者は「一刻も早くシステムを安定させてほしい。市民には謝り続けるしかない」と話す。
 機構によると、同様の事例は全国の市区町村で起きている。また、カードの申請から受け取りまでの期間も長期化。元々カードの作成能力に限りがあったところに不具合が重なった。機構から市区町村にカードが届いても、交付の処理が遅れる事例も頻発している。

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