駄文の杜

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過失10割と和解

あってはならぬことだが、公用車が事故った場合、通常示談になるが、これは議決案件。
○自治法96条1項
十二  普通地方公共団体がその当事者である…和解(普通地方公共団体の行政庁の処分又は裁決に係る普通地方公共団体を被告とする訴訟に係るものを除く。)、…に関すること。


で、例えば公用車が駐車中のところに、相手方が突っ込んだ場合。おそらく過失割合は0:10のケース。

○民法
(和解)
第695条  和解は、当事者が互いに譲歩をしてその間に存する争いをやめることを約することによって、その効力を生ずる。


民法上の和解の要件は、お互いに譲歩すること、つまり互譲であるので、相手の過失が10割ならば、市は一切譲る部分が存在しない。なので、これは、民法上の和解ではない。(内田『民法』初版、ページは手元にないので不明)

すると、この場合、自治法96条1項12号に該当しないのではないか、と思わないでもない。

が、通常の和解契約(いわゆる示談書)には、「これ以上法律上の請求権がないことを確認し、訴訟しない」みたいな文言が入っている。実は、この部分が互譲に該当してしまう(内田・同)。という訳で、過失が10割であっても議決は必要と結論しておこうか…。

実は、こんな相談を受けた。というか、議決にしろ、条例にしろ、一部の担当課は、議会を避けたがる傾向が否めない。あたかも合憲的限定解釈のように、何とか議会を避けようとする気持ちが、オイラにはよく解らない。
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