駄文の杜

ネタ元に対して畏れ多い落書きになったため改題
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分かりやすい条文

分かりやすい条文を

という指示をいただいた。法律もそうだ。「瑕疵」という言葉を使えなくなって久しく、オイラ、淋しい限り。

我が社、結構、この指示が実効性を持つようになって、個々の具体的な条文について、偉い人から注文が多い料理店。

本日、

この準用規定、わかりにくい。お前のようなマニアはいいかも知れないが、一般の市民の方が読んで理解できると思うか?もう一度、分かりやすく書き直せ

とご指導を賜った。分かっております。もちろん書き直しますとも。仕事ですから。はい、喜んで。

一般化・抽象化

大陸法系は、基本的に、あらゆる事態の共通項目的な部分を抜き出して一般化・抽象化して、重複記載を避け、コンパクトな法典を実現してきた。我が国の法律も、多くはこのかたちだ。

例えば、民法と地方税法を見れば、いずれが合理性に富み、無駄がなく美しいか、万人の答えは一致しよう。

さて。準用は、コンパクトを実現するための最も合理的なテクニックだ。主語が違うだけで、全く同じ言い回しの条文を、同一の例規で敢えて二度書く必要性を、オイラは一切感じない。だいたい、我が社クラスの市の例規なんざ、多くて20条~30条な訳で、そのうち2~5条が、ほとんど同じ言い回しの条文だとすれば、パッ見れば、コピペミスにしか見えない。もしこれが条例として、議会で「何故、準用しないのか」と聞かれれば、合理的な説明なんかできないだろう。

そんな訳で、抵抗したものの、オイラ程度の理屈など、所詮、政治力の前には紙の盾。哀れイカロスの蝋の翼は融け落ちて、冷たい海の藻屑となりにけり。

愚痴

どうでもいいのだが、根拠法、裁判例を説明し、原課と調整した解釈を説明したら、

「で?都道府県とか、●●市(←中核市)の例規はどうなっているのだ?」

と聞かれた。

こういう言葉って、多分、「都道府県や近隣の大きな市と同じなら、仮に誤っていたとしても、倒れる時は一緒だ」という素朴な安心感があるのかも知れない。

仮にそうであるならば、セイサクホウムなんて、夢のまた夢…。
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政府契約の支払遅延に対する遅延利息の率

https://www.mof.go.jp/about_mof/act/kokuji_tsuutatsu/kokuji_h27.htm

どうも、今年は告示しないのですかね。

契約担当とオイラ、ちょいとドキドキしている。


オイラ  「"しないならしないで、ちゃんと連絡してよっ!!"て感じですかね?」
契約担当「あぁ。夕飯を作って待っていた嫁の気持ちがわかったよ。今日は家で飯を喰おう」

年度末の風景

1分将棋

年度末。
朝、出勤すると、庁内メール受信ボックスに要綱案が2~3本届いている。

で、コーヒーを飲みながら読んでいると、9時。電話が鳴る。
「今日中に何とかして」と異口同音に、金切り声を上げるシュマイザーのような内容だ。と、同時に、オイラからの返信がないことに業を煮やした職員が、直接訪れる。

それを見て見ぬふりをしながら、電話で話を聞きながら右手で要綱案の修正と改め文を作り始める。

もはや審査ではない。繰り返す。これは、もはや審査ではない。まるで1分将棋のように、脳ではなく脊髄で、どうにか起案の体裁に整えている作業に過ぎない。

挙句、同僚に改め文の間違いを指摘される始末。恥で死にそうだ。

やらなきゃいけない仕事なら、もっと早く手を付けとけよ!

異動の季節

同じフロアに新人の若い女の子がいる。皆、「ちょっと変わっているけど、良い娘だよ」と評している感じだ。

そんな彼女が、異動の内示に名を連ね、うちの課の彼女の友人のところに来た。

「だいせんじがけだらなよさ~」




…て、寺山修司か。書を捨てて町に出そうな雰囲気だ。

引用
さみしくなると言ってみる ひとりぼっちのおまじない
わかれた人の思い出を わすれるためのおまじない
だいせんじがけだらなよさ だいせんじがけだらなよさ

さかさに読むとあの人が おしえてくれた歌になる
さよならだけがじんせいだ
さよならだけがじんせいだ

寺山修司 『だいせんじがけだらなよさ』



最後の最後でスナップの効いた、良いパンチを持ってやがるぜ。


気持ちは分かります。

<引用>
市長、修士に不合格…「嫌がらせとしか思えず」
山口県下関市の<個人名>市長は9日の定例記者会見で、2011年に入学した下関市立大大学院経済学研究科修士課程の学位授与の審査で不合格となったことを明らかにした。
市長は「納得がいかない」とし、大学に情報公開請求を行う意向を示した。
…「下関市における地域内分権への挑戦」と題した550ページ超の報告書を大学に提出した。地方分権の先進事例や制度について考察し、自身の経歴についても言及したという。
省略、強調:引用者
http://www.yomiuri.co.jp/politics/20150310-OYT1T50090.html


見ろ!あれが富山大学の灯だ!

情報公開請求か個人情報開示請求かは別にしても、気持ちは十分に解る。オイラも、かつて某資格試験の論文試験で2点足りずに不合格になったときは、戦おうと思ったものだ。

が、基本的に、この手の話は、富山大学を忘れてはならない。特別権力関係ないし部分社会の法理なのだろう。

●富山大学事件
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AF%8C%E5%B1%B1%E5%A4%A7%E5%AD%A6%E4%BA%8B%E4%BB%B6

リーマンにもこの気概があれば…

し、しかし、550頁とは凄いな。
というか、論文でページ数が話題になるということ自体、とても珍しい気がするが、記憶を辿れば、ベルンハルト・リーマンの
論文がわずか8頁半だったいう話を思い出す。

この論文、今日まで約150年間、全世界の天才を悩ませている。このうちのリーマン予想と呼ばれる部分は、クレイ研究所が多額の懸賞を賭けている。

というか、リーマンが550頁書いてくれれば、今の世の中は全く違うものになっていたのかも知れないのに。

「与えられた数より小さい素数の個数について」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%8E%E3%81%88%E3%82%89%E3%82%8C%E3%81%9F%E6%95%B0%E3%82%88%E3%82%8A%E5%B0%8F%E3%81%95%E3%81%84%E7%B4%A0%E6%95%B0%E3%81%AE%E5%80%8B%E6%95%B0%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6

五輪

雑談。(土曜)

オイラ「年度末は異動の時期で大変ですね。休日出勤ですか?」
人事課の方「お前は議会対応か?」

オイラ「いえ、私物の本が多くなったので、家に持って帰ろうかと」「立つ鳥、後を濁さずというやつです」
人事課の方「大丈夫。オリンピックは、法制担当の事務所のテレビで観れるぞ」

オイラ「リオ・オリンピックって、来年じゃないですか」
人事課の方「?…少なくとも東京オリンピック」

若干脚色、7割実話。

「少なくとも」の意味が解らない。
「少なくとも」の意味・意図について悶々と考えるのは、何年か前の地域主権改革のときの公営住宅法23条の「少なくとも」以来だ。

人事院勧告に頭を抱える

人事院勧告

今年の人事院勧告、頭を抱えてしまった。いや、オイラが不勉強なだけなのだが。

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●一般職の職員の給与に関する法律等の一部を改正する法律
第19条の3
2 前項に規定する場合のほか、管理監督職員が災害への対処その他の臨時又は緊急の必要により週休日等以外の日の午前零時から午前五時までの間であつて正規の勤務時間以外の時間に勤務した場合は、当該職員には、管理職員特別勤務手当を支給する。
--------------------------------------
「午前零時」?「午前0時」?

縦書き漢数字の法律をベースに、横書きアラビア数字の条例にするとき、

「午前零時」
「午前0時」

どちらが正解なのだろう…。

たとえば、
「午前零時」を含む条例
グーグル検索結果

「午前0時」を含む条例
グーグル検索結果

困った結果…

「午前0時」にしてみた。

理由は、道路占用料条例とかの建設部局の条例が、「…に0.003を乗じて得た額」という文言だったので。
まさか、「…零.~」とは書かないだろう、というだけの話。

「知らぬ間に法改正されていた」

「空き家」を持っていると大損する!? 知らぬ間に法改正されていた

引用
そんな「危険な空き家」を減らすため、というのがこの特別措置法の大義名分だ。国土交通省によると、施行後から自治体ごとに空き家を調査し、5月末を目処に廃屋同然になっている物件を「特定空き家」と認定。所有者に管理をするよう、「指導」を行っていくという。
http://news.livedoor.com/article/detail/9830005/


…本来は

この問題は、空家問題としてアプローチしてこの特措法ができただけで、本来は、建築基準法で対応できるものやと思う。

都道府県、又は市役所の建築当局がやらへんかっただけで。

特措法だったのがせめてもの救いかも知れないが、オイラの個人的な感度からすれば、特措法という法の類型に疑問がないでもない。

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