駄文の杜

ネタ元に対して畏れ多い落書きになったため改題
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番号法と例規整備

第一法規さんの研修。講師は水町雅子弁護士。

#1

概ね、
・番号法が(個人情報保護法等の特別規定を)書き起こしている部分は法が直接適用される。
・番号法が各規定を読み替えている部分は、各条例がまちまちなので、技術的問題から読み替え規定が書けない→個々に条例改正する義務がある。
・この条例改正は、①既存条例の改正でもいいし、②新設(特例法的な)でもいい。



という原則論を解説いただき、その他、ざっくりとした番号法の解説だった。ように理解している。

うちは…どうしようかなぁ。先生も、「読み替えの方がミスが少ない」とは言っていたが。


#2
さて、番号法は、一定の事務のうち、条例で定める事務について折角の番号システムを利用できる訳だが、もし、このような事務を条例で定めるとすれば、その旨の条例ができる訳か。

すると、個人情報保護条例の特別規定を一部改正で対応した場合、

①個人情報保護条例中にマイナンバー保護関連の規定があり、②別にマイナンバー法に基づく事務を定める条例ができることになるのか…。

だったら、いっそ、マイナンバー法関係の条例を作って、そこで個人情報保護条例の特別規定を書き起こした方がオイラの好みのような気もしないでもない。


#3
ちなみに、マイナンバーを利用できる事務の指定についてだが、

条例で下位の法規範を引用することは技術的に問題があるので、事実上、要綱に根拠を持つ事務は指定できない。するなら、指定したい事務を条例に格上げすべき


という趣旨の発言があった。と記憶している。

それはそうだ。

この点、下位の規範は引用できないので、例えば、事務を指定する条例で、「~に関する事務であって、市長が別に定めるもの」とするような書き方は、できない訳ではない、と思う。

とはいえ、マイナンバーについて、この手法はリスキーだ。性質が性質の制度なので、そのような形で規則に委任する文言があったら、議会で何と言われるか。ウチの議会では、議決に至らないだろう。


#4
さて。マイナンバーのシステム的な実務には携わらないオイラには、少し疑問があるのだが…。

例えば、市外に住んでいても、ウチの市に固定資産を持っている方は沢山いらっしゃるのだが、これらの方のデータには、多分住民基本台帳の番号はなかった気がする。

マイナンバーはどうなるんだろう。このような方についても、同一人かどうか特定したうえで紐付けしないと、制度趣旨の1つ、課税情報の把握とかできないんじゃないのかなぁ。。。知らんけど。
施行令完全対応 自治体職員のための番号法解説【実務編】施行令完全対応 自治体職員のための番号法解説【実務編】
(2014/11/30)
宇賀克也、水町雅子 他

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風林火山とか

我が社の徴収課には社是のようなものがあるようだ。曰く


督促すること風の如く  10日待つこと林の如し
差し押さえること火の如く  返さざること山の如し


だそうだ。知人から聞いた。法律通りだけど、忘れてらっしゃる場合もあるので、せめて電話くらいしてもいいような気もする。素人考えだが。

ちなみに、用地課は、忘年会で、


買ってくるぞと 勇ましく
   誓って庁舎を 出たからは~

露営の歌 作詞:藪内喜一郎 替歌:用地課有志


と合唱したようだ。

いつも色々と反対してゴメン。それぞれに色々な苦労を抱えているですね。

オイラも考えるとしたら、岡田以蔵の辞世でも元ネタにするか。これはこれで完成しているので、改変の必要はないが。

君が為 尽くす心は 水の泡 消えにし後ぞ 澄み渡るべき






都内某所にて(駄文)

土曜日、第一法規さんの「番号法に伴う例規整備」という研修に参加した。
研修会場は砂防会館別館。法制担当の方で「砂防」と聞くと、執行罰を思い出すだろうなぁ…、なんて思っていたり。

月曜日には改正不服審査法の研修もあるので、2泊3日の東京旅行だ。

研修の内容は改めて備忘録的に書こうと思うが、今は旅先なので、その他の駄文。

ちなみに、今日は東京マラソンだったようで、ホテルの確保に四苦八苦して、結局、千葉にほど近いホテルになってしまった。と思ったが、よくよく考えてみれば、秋葉原に近く、
→久しぶりに秋葉原を徘徊。
→神田明神まで歩く→おみくじ「吉」
→御茶ノ水に出る→神保町の古本屋を回る
→三省堂でお買い物
→新宿→東急ハンズ→紀伊国屋(南口)→酒を飲む
→さっき、ホテルに帰ってきた。

そういえば、かなり致命的なミスをしたのだが、お店の人に助けられた。人間って、信じられるものなのですね。
あのお店のお姉さんにはとても恩を返しきれないので、オイラは、自分の身の回りの人に優しくしようと思います。
こういう考え方を「恩送り」というそうです。
恩送り恩送り
(2011/12)
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ツイッター禁止令

引用
「ヨーグルトでお腹ぐるぐる…」ツイートで企業情報も「流出」させてしまった市職員
兵庫県姫路市は16日、同市資産税課の女性職員(19)が短文投稿サイト「ツイッター」上に市内の企業から提出された固定資産税の申告書が含まれる画像を投稿していたと発表した。市は職員に画像の削除を指示、この企業にも謝罪した。
http://www.sankei.com/west/news/150217/wst1502170034-n1.html


このニュース、全職員に紹介されましたわ。

管理職とか、
「イマドキの職員は、こういうことの判断もつかないのか?」とか言ってましたわ。

午後には、情報課の課長補佐から、
「SNSの利用に関する要綱を作ることになったのだが、どうしたものか」という相談がありましたわ。

「市役所は、」「勤務する公務員が」「SNSで行う表現活動を制限できるのか」

と考えると、表現の自由直撃ダイナマイツな例規になりそうな気がして、ちょっと審査の気が重い。表現の自由の違憲テストって、「過度の広範ゆえに無効の法理」とか「漠然性ゆえに無効の法理」とか、そんなだった記憶がある。

といっても、市役所に十数年勤めていると、表現の自由は、ある意味幻想なのだと、いつしか気付くものだ。

憲法に根拠をもち、民主主義の鼎たる表現の自由という黄金の盾は、辞令1枚隔てた向こうの嵐を防ぐ傘にすらならない。
そんな例を、オイラは何人も知っている。

夫婦別姓と再婚禁止

引用
 民法が定める「夫婦の別姓は認めない」とする規定と、「女性は離婚後6カ月間は再婚できない」という規定が憲法に違反するかが争われたそれぞれの訴訟について、最高裁は18日、15人の裁判官全員による大法廷(裁判長・寺田逸郎長官)で審理することを決めた。
http://www.asahi.com/articles/ASH2L5GV8H2LUTIL02J.html


大法廷かいっ。判例変更っぽいのか…。

#1 夫婦別姓
これについては政治的な議論っぽい感じがして、オイラがどうこうと考えることはできないのだが…。

問題は、これを認める民法改正がされれば、
「戸籍簿が想像つかない」とか、「当然、既に婚姻している夫婦も希望すれば申し出OK」的な経過措置がつくだろうから、事務をどうしよう」とか、そんな感じか…。

#2 再婚禁止
これは、昔から議論がありましたねぇ。オイラ学生時代の時には既にあった。

現代の医学においては受精卵の着床から懐胎に気付くまで100日あれば十分であり、ここから6ヶ月という期間の合理性が問題となり、平成8年の法制審議会「民法の一部を改正する法律案要綱」では、6ヶ月を100日に短縮すべきことを提案していたし(要綱第1の2)。

仮に再婚禁止期間の定めがなければ、離婚した直後に再婚して懐胎したらどっちの子か判らない。
で、離婚直前に性行為があったとして、「6ヶ月あれば妊娠に気付くでしょ」という趣旨だろう。

ワイドショーで浮気のニュースとか聞くと、たしかにこの規定の意味は薄そうだ。婚姻と性交渉は必ずしもリンクする時代ではない。このような結婚観の変化を踏まえて、再婚禁止規定を改めるのは当然かも知れない。

が、そうすると、「父は誰か」という議論は量的に増えそうだし、DNAとか何とか、科学的な鑑定証明というツールがメジャーになって、利用しやすくなりそうだ。

科学的な真実を白日の下に明らかにしようという方向性で制度を作っていくのは、1つの大事な柱だと思う。
他方、親子関係については、法律上の推定とか不可争力のような法的安定性を確保しておかないと、相続に直結しているので、蒸し返しが多くなる可能性もあるだろう。

というか、「知らなければ幸せな家庭だったのに、知ってしまったが為に不幸になる」といった、しなくてもいい苦労をする方が増えるような気がする…。『華麗なる一族』みたいな。
少なくとも、オイラは、今更余計なことは知りたくない。

ゆ、指が動かねぇ!?

引用
「…うんざりだが、今まで飽きるほど言ったセリフを繰り返そう」
「最も危険な賭けなんだよ……キミが一番楽で手っ取り早いと思ってる手段は、最も危険な…」

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補助金交付要綱の制定や、補助対象・補助額を拡大するような一部改正は、予算措置が為された後でなければ、することはできないのだ。

「議会の合間で、手が空いたから、溜まっていた仕事を片付けるか」
という感覚で話をされても、困ってしまう。

自治法222条
2  普通地方公共団体の長、委員会若しくは委員又はこれらの管理に属する機関は、その権限に属する事務に関する規則その他の規程の制定又は改正があらたに予算を伴うこととなるものであるときは、必要な予算上の措置が適確に講ぜられることとなるまでの間は、これを制定し、又は改正してはならない。




…ちなみに、冒頭引用の蔵馬の台詞、最後は、或るキィワードで魔界の草が爆発的に成長する。
このシーンを思い出したあたり、オイラ、最近、心が荒んでいるのだろう。
もともとロクな人間じゃなかったが、もぅダメだ。休もう。明日、休もう。

怒鳴られた。

頭にきた。で、この人とは分かり合えない、というラインを超えた。

目の前にあった起案書を、合議に判を押さずに上席に回した。

「お前が押さなきゃ判子押せないよ」×4人

今、誰も合議の判子を押してない起案書が、うちの部長の机の上にある。

オイラはライン系じゃない。決裁権も、指導権もなく、せいぜい、助言くらいしかできない。
ま、判子を押してないので、責任もない。

人をダメにする腰痛

先週はめっちゃ頑張って仕事した。入庁以来、家に帰らなかったのは初めてと言っても良い。

東に子ども・子育て支援で新規条例を制定すると聞けば某省庁の誤字脱字を探し、
西に介護保険条例の条例改正と聞けば、新制度適用先延ばしの附則を考え、
北に新・教育委員会制度の話を聞けば、現在の教育長の健康を神に祈る日々だった。

で、新婚旅行ボケの同僚が「メルヒェン街道が…」と口走るたびに、ぶん殴ろうと思ったくらいだ。だいたい、冬にドイツに行くなら、世界最大と言われるシュトゥットガルトのクリスマスマーケットの方がお勧めだ(←論点がズレてる)。

という訳で、昨日、目が覚めると、腰が痛くて立ち上がれない。で、コルセットを巻いて、ロキソニンを飲んで、ずっと寝ていたものだ。

幸い、日曜には無理をしなければ運転できる程度になったので、馴染みのマッサージ屋さんへ行った帰りに、無印良品で、いわゆる「人をダメにするソファ」を購入した。
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お…おぉ…。こ、これは…。
あぁ…アムロ、時が見えるわ…。

ということで、「笑点」から「花燃ゆ」が終わるまで、一歩も動かなかった(トイレ除く。)。

明日、休もう。もう、目が覚めないかも知れない。

かつて、主治医から、不治の病と宣告された「仕事ヤダヤダ病」の発作が起きた。

実話

                      
         ,. -‐'''''""¨¨¨ヽ
         (.___,,,... -ァァフ|      
          |i i|    }! }} //|
         |l、{   j} /,,ィ//|       
        i|:!ヾ、_ノ/ u {:}//ヘ    
        |リ u' }  ,ノ _,!V,ハ |
       /´fト、_{ル{,ィ'eラ , タ人    
     /'   ヾ|宀| {´,)⌒`/ |<ヽトiゝ      
    ,゙  / )ヽ iLレ  u' | | ヾlトハ〉
     |/_/  ハ !ニ⊇ '/:}  V:::::ヽ     
    // 二二二7'T'' /u' __ /:::::::/`ヽ
   /'´r -―一ァ‐゙T´ '"´ /::::/-‐  \    
   / //   广¨´  /'   /:::::/´ ̄`ヽ ⌒ヽ 
  ノ ' /  ノ:::::`ー-、___/::::://       ヽ  }
_/`丶 /:::::::::::::::::::::::::: ̄`ー-{:::...       イ


あ…ありのまま 今朝 見た事を話すぜ!

「おれは 公用車で高速道路に乗ったんだが、
インターで下りて信号で停車していたら、おれの次に高速を下りた軽自動車が右折レーンに入って
並んだんだ。
ふと、横を見ると、女の子が運転席で、蕎麦を食べていた。」

な… 何を言っているのか わからねーと思うが 
おれも 彼女がいつから蕎麦を食べていたか わからなかった…

頭がどうにかなりそうだった… 

紙コップに水を入れて、零さないように峠でドリフトとかそんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ

もっと恐ろしいものの片鱗を 味わったぜ…

過失10割と和解

あってはならぬことだが、公用車が事故った場合、通常示談になるが、これは議決案件。
○自治法96条1項
十二  普通地方公共団体がその当事者である…和解(普通地方公共団体の行政庁の処分又は裁決に係る普通地方公共団体を被告とする訴訟に係るものを除く。)、…に関すること。


で、例えば公用車が駐車中のところに、相手方が突っ込んだ場合。おそらく過失割合は0:10のケース。

○民法
(和解)
第695条  和解は、当事者が互いに譲歩をしてその間に存する争いをやめることを約することによって、その効力を生ずる。


民法上の和解の要件は、お互いに譲歩すること、つまり互譲であるので、相手の過失が10割ならば、市は一切譲る部分が存在しない。なので、これは、民法上の和解ではない。(内田『民法』初版、ページは手元にないので不明)

すると、この場合、自治法96条1項12号に該当しないのではないか、と思わないでもない。

が、通常の和解契約(いわゆる示談書)には、「これ以上法律上の請求権がないことを確認し、訴訟しない」みたいな文言が入っている。実は、この部分が互譲に該当してしまう(内田・同)。という訳で、過失が10割であっても議決は必要と結論しておこうか…。

実は、こんな相談を受けた。というか、議決にしろ、条例にしろ、一部の担当課は、議会を避けたがる傾向が否めない。あたかも合憲的限定解釈のように、何とか議会を避けようとする気持ちが、オイラにはよく解らない。

生活困窮者自立支援制度

先週の官報(2月4日)に施行規則と施行令が載ってましたね。

制度概要は、
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000059425.html

27年4月1日施行ということで、担当課では準備していることでしょう。聞いてないけど。

○生活困窮者自立支援法
第3条第3項
国は、都道府県及び市等(以下「都道府県等」という。)が行う生活困窮者自立相談支援事業及び…



ボク、この略称規定、キライ。
市のすべき事務を見落とす可能性があるという意味で。

カードゲーム(案)

お昼休みに職場で興じるためのカードゲームを作っている。
例えば、

【神の左手・悪魔の右手(ギャラリーフェイク)】  ■魔法カード/公務員全般

左手で受話器を持ちながら、右手でPCを操作し、付け焼刃の知識を披歴することができる初等魔法。
比較的習熟度の低い公務員でも使用可能。

相手が【時間に余裕がない素振り】を使用した場合は、強制的に【調べて架け直します】が発動し、次のターンはスキップされる。
ただし、この魔法の使用者が習熟度3以上であり、かつ、相手が同じ所属の公務員である場合に限り、魔法カード【薄っぺらな嘘(ドッキリテクスチャー)】を使用するとこで、「調べて架け直します」の発動を回避することができる。

【条例の全部改正(グラウンド・ゼロ)】  ■魔法カード/法制担当

習熟度8以上の法制担当所属職員が覚える禁呪。

条例の問題レベルが7以上、又は問題個数のカウントが13を超えた場合で、条例所管部長が【こんな改正、俺は説明できない(ミッション・インポッシブル)】を行使したときに限り、直後のターンで提案することができる。

長の説得に成功し上程されると、その条例の問題レベル及び問題個数のカウントを0にすることができるという極めて強力な効果を有するが、フェーズ【長の説得】【議会】【委員会】のいずれかの段階で、魔法カード【資料として新旧対照表を出せ】を行使されると、禁呪を行使した者及び所管部長は3ターンの間何もできなくなる。

なお、全部改正を行った条例が被引用条例である場合に、同一の議会フェーズで条例番号手当をし忘れた場合には、習熟度-5のペナルティを支払わねばならない。

コンプライアンス担当

3月の組織改編目玉として、コンプライアンス推進室ができる、らしい。
今更、目玉になるかどうかは知らぬ。

偉い人「コンプラ担当を作る。」
オイラ「御意。組織規則の新旧対照表は準備しています。」
偉い人「これからはコンプライアンスだ」
オイラ「御意。信頼される市役所、ステキです。」
偉い人「その意気やよし。では、コンプライアンス担当が何をするのか、調べよ」

という晩夏から半年。

コンプライアンス。我が国ではこの言葉が一人歩きしており、雨後の筍のようにこのカタカナを冠したビジネス書が売れているが、法律的にはどうか。

大和銀行、ダスキンといった不祥事の季節を経て、一定規模以上の会社には、いわゆる内部統制構築義務が課された(会社法362条5項、金融商品取引法24条の4の4)。

で、我が国で最もメジャーな内部統制システムというのは、COSOフレームワークというもので、COSOキューブという絵があまりに有名だ。
http://www.internalcontrol-navi.com/outline/framework/coso.html

つまるところ、コンプライアンスは、内部統制の局所的議論であって、本来想定されるものはもっと広いのだ、と思う。
(ふまえて、内部統制を全面に出して議論に馳せ参じたが、組織名はコンプラの名を冠することになった)

COSOフレームワークは民間企業を対象にしたもので、自治体には直接援用できない部分もあるし、そもそも法律による行政の原理から見れば、民間企業よりも法律の統制がずっと広いのだから、あながちコンプライアンスが局所論とは言い切れないが、コンプライアンスは個人的には好きな言葉ではない。

脱線したが、自治体とCOSOフレームワークについては、総務省の↓で論じられる。
http://www.soumu.go.jp/main_content/000019097.pdf

ま、実際は、文書登録システムとか、庁内メーリングリストとか、施策ごとの行政評価とか、会計管理システム、公益通報者保護法のように、既に運用されているシステムをどう有機的に機能させるか、というあたりが議論の中心になると思われるのだが、これ以上の議論は、法務屋のオイラでは太刀打ちできなかったりする。
ビジネス法務の部屋ビジネス法務の部屋
(2009/09/30)
弁護士 山口 利昭

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異議申立てを棄却する…じゃねぇよ。(ごめんなさい)

2015/2/20 修正

修正前、↓の条文が問題になった件について書いてました。

○地方自治法
(督促、滞納処分)
第二百三十一条の三  
3  普通地方公共団体の長は、分担金、加入金、過料又は法律で定める使用料その他の普通地方公共団体の歳入につき第一項の規定による督促を受けた者が同項の規定により指定された期限までにその納付すべき金額を納付しないときは、当該歳入並びに当該歳入に係る前項の手数料及び延滞金について、地方税の滞納処分の例により処分することができる。この場合におけるこれらの徴収金の先取特権の順位は、国税及び地方税に次ぐものとする。
7  普通地方公共団体の長は、第一項から第四項までの規定による処分についての審査請求又は異議申立てがあつたときは、議会に諮問してこれを決定しなければならない



実際に直面したものを書くのはマズイと、実際の債権ではなく「介護保険料」と変えてみたのですが、よくよく調べてみると、介護保険法には不服審査の特別規定がありました。

引用 介護保険法
(審査請求)
第百八十三条  保険給付に関する処分(被保険者証の交付の請求に関する処分及び要介護認定又は要支援認定に関する処分を含む。)又は保険料その他この法律の規定による徴収金(財政安定化基金拠出金、納付金及び第百五十七条第一項に規定する延滞金を除く。)に関する処分に不服がある者は、介護保険審査会に審査請求をすることができる。
2  前項の審査請求は、時効の中断に関しては、裁判上の請求とみなす。


不勉強で申し訳ありませんでした。介護保険法がますますキライになりました。

子ども・子育て支援…かぁ…。

独りで気ままに生きていた頃は縁がない制度だったので、あまり気に留めていなかったのだが…。否。整備漏れがあったとすれば、この3月議会が最後のチャンスだし、担当課と検討するか(←全てが遅い)。

今更↓
http://www8.cao.go.jp/shoushi/shinseido/administer/setsumeikai/h260604/pdf/s1-2.pdf

まぁ、大丈夫かなぁ。

最も難産だったのが、放課後児童。これ、基準となる政令が「放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準
(平成二十六年四月三十日厚生労働省令第六十三号)」と言うらしいが、

引用
第五条  放課後児童健全育成事業における支援は、小学校に就学している児童であって、その保護者が労働により昼間家庭にいないものにつき、家庭、地域との連携の下、発達段階に応じた主体的な遊び生活が可能となるよう、当該児童の自主性、社会性及び創造性の向上、基本的な生活習慣の確立等を図り、もって当該児童の健全な育成を図ることを目的として行われなければならない。


はだかの「等」とか多すぎじゃね?
って言うか、「遊びや生活」って、接続の「や」って何?

と言うことで、クロトワさんなら「士官学校の試験なら…」と言いそうだが、この辺りの言い回しをどうするか、が法制担当の腕の見せ所かも知れない。

引用
第七条  放課後児童健全育成事業において利用者の支援に従事する職員は、健全な心身を有し、豊かな人間性と倫理観を備え、児童福祉事業に熱意のある者であって、できる限り児童福祉事業の理論及び実際について訓練を受けた者でなければならない。


えっ、オイラの感覚からすれば、「理論&実践」なんだが、「実際」なのかなぁ…。

引用
第十条
3  放課後児童支援員は、次の各号のいずれかに該当する者であって、都道府県知事が行う研修を修了したものでなければならない。
三  …同法第九十条第二項の規定により大学への入学を認められた者若しくは通常の課程による十二年の学校教育を修了した者(通常の課程以外の課程によりこれに相当する学校教育を修了した者を含む。)…
五  学校教育法の規定による大学(旧大学令(大正七年勅令第三百八十八号)による大学を含む。)において、…課程を修めて卒業した者
六  …優秀な成績で単位を修得したことにより、同法第百二条第二項の規定により大学院への入学が認められた者
七  学校教育法の規定による大学院において、…課程を修めて卒業した者
八  …課程を修めて卒業した者


この条文、附則で

引用
(職員の経過措置)
第二条  この省令の施行の日から平成三十二年三月三十一日までの間、第十条第三項の規定の適用については、同項中「修了したもの」とあるのは、「修了したもの(平成三十二年三月三十一日までに修了することを予定している者を含む。)」とする。


とあるから、意図的に平仄をそろえてないのかなぁ…。
10条3項7号は、大学院について、敢えて卒業としているが、通常、大学院は「修了」な訳で(大学設置基準)、特に法学系とかは博士課程単位修得のうえ退学とか多いし。
っていうか、卒業見込みとかじゃなく、「予定」していればいいのなら、入学前でも良いわけで…。

とか、悩み続けた11月を思い出した。26年度最大のトラウマだ。
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