駄文の杜

ネタ元に対して畏れ多い落書きになったため改題
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第拾四話 ゼー◯、魂の座

担当課係長に呼ばれ、第5会議室へ入ると、そこには担当課の関係者。促され座ると、机上にはA4サイズで20枚ほどの資料。

「your eyes only◯◯条例(仮称)検討委員会答申」

ああ、昨年、俺が要綱を審査した委員会ではないか。嘆息すると、既に席に座っている人々が次々に口を開く。

担当係長 「お前は今回の条例の上程に反対しているそうだな」
担当課長 「私が頭を下げて委員を集めた私的諮問機関が考えた条文だよ」
担当部長 「ましてや、それを総務部長の耳に入れるなど…、予定外だよ」

オイラ 「担当課への報告は誤報。総務部長は預かり知らぬことです」

?? 「気を付けて喋りたまえ。この席での偽証は死に値するぞ」

(まさか、担当課ではなく、私的諮問機関の委員様が直接お出ましとは…)

オイラ 「議事録を確認して下さっても結構です」

担当係長 「笑わせるな。色々聞かれるのを良いことに、部長や課長に余計なことを喋るのは君の十八番ではないか」

オイラ 「タイムスケジュールはパブコメ案の記述通りに進んでおります」

担当部長 「まぁいい。今回の件について君の責任には言及しない。だが、君が新たな条文を作る必要はない」

オイラ 「わかっております。全ては担当課の原案通りに」

同ヒトゴーマルマル 法制担当執務室

オイラ 「後輩、ドグマを下りて議案調整用データからこの6行を削れ」
先輩  「ま、前文をか! 碇、それは…。担当課が黙っていないぞ」
オイラ 「理由は存在すればいい。それ以上の意味はない」
先輩 「理由?お前の欲しいのは言い訳だろ」
オイラ 「チャンスだ。冬月。議案を入稿すればページ数は増やせない。校正で気づいても何もできん」


次回予告。

ですます調の前文は落とした。だが担当課はそのことは知らない。
そして、約束の議会初日が来る。

迫り来る担当課面目丸潰れの危機。
死の淵に追い詰められる例規担当者。

己の現実に抗い、夢を受容する人々の頭上に、4月異動の内示が静か舞い降りる。
暴かれる欺瞞をあざ笑うかのように。

次回「Air」(嘘)

参考
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うわっ、附則、どうしよう…

皆さんお待ちかねぇ~!

って、御存じの方は、ガンダムの恥部伝説的作品、Gガンダムを見てしまった方だろう。
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さて。1月23日(政令第22号)。

やはり伝説的な附則を持っていた子ども・子育て支援法の施行日が決まった。財源はどうやって確保したのかは知らん。

うわさどおり、27年4月1日施行のようだ。

ま、この時期まで条例整備を残していたものがある我が社も我が社だが、こうなっちまったら、附則の施行期日を「法の施行日」とか「整備法の施行日」と書くのはカッコ悪い。

「え、政令、知らないの?」

と議会で言われたら、「お前は何の為に、朝30分を官報を読んでいるんだ!」と怒られるに決まっている。

仕方ない。4月1日と書いておくか。

法制担当が良く聞く言葉で打線組んだ

1(中)  内規じゃダメでしょうか? (ダメです)
2(二)  附属機関を要綱設置したいです。 (ダメです)
3(遊)  何かあったときのための「市長が必要と認めたとき」 (何かって何さ)
4(三)  「法制担当がダメだと言った」 (ゴメンね)
5(左)  隣の中核市の例規がそうなっています。 (だから何?)
6(右)  今年度分から新補助率を適用したいです (もう1月だけど?)
7(一)  法律的にはそうかも知れないが、作れ。頼む。 (また特命かよ)
8(捕)  お前が異動したら、人事院勧告と税制改正、誰が読むの? (担当課です)
9(投)  部長室まで来いとの電話です。例の件で。 (例の件って、幾つあるのさ)

明らかに

「明らかに見る」

という言葉が転じて、

「諦める」

という言葉になったのだそうだ。


「やっぱり地教法関係の例規整備やるわ。教育長の任期中でも、万が一のことがあったらマズイし」
「子ども・子育て支援、まだ話がまとまんないものがある。1月末まで待って」
「介護保険の改正、保険料だけじゃないわ。待って」
「所管の公の施設の統廃合するわ。方針コレだから案文作って」

我が社の法制担当
インフルエンザ(2人)、
年末年始+αでドイツへ新婚旅行(1人)

…3月議会、無理という事実が明らかになった。諦めた。



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